2016年12月23日金曜日

クリスマス。あれから25年

25年前のクリスマスの日に、我が家は河口湖の湖畔に住み始めた。
なんとなく湖畔のログハウス生活に惹かれて。
 子供たちが成長し、生活が落着き始めた頃、なんとなく校庭の芝生化を思い立った。運よく助成金が当たり、保育園数カ所にも波及して無謀な芝生化活動が始まり色々あったが、10年が経過した。
最近は地元のジイさんたち(ワタクシも十分ジイさんだが・・・)と湖畔の芝生化を画策しているが、今一つ進展していない。ジイさんたちは無理やり草刈りをしてかなり湖畔が綺麗になってきた。
自分がなぜこんなところに住み始めて、芝生化を思い立ったのかは、自分でもわからない。大袈裟なのかもしれないが、神様に云われたようなスピリチュアルなもののような気もする(注:私は変な宗教にはハマっていませんが・・・)。

クリスマスになるといつも思い出す。25年前の雪の降る寒い夜に引っ越しの荷物が散乱する小さなログハウスで、家族4人で小さなクリスマスケーキにロウソクを灯して乾杯した夜のことを。

今年のクリスマスは、河口湖の自宅ではなく東京都内の狭いアパートでオヤジらしく焼酎でも飲むかな。家族はあんましかまってくれないから・・・。これもささやかな幸せには変わりないですね。

今年はあまりブログ更新できませんでしたが、特に理由はなく、「なんとなく」です。
しいて言えば、仕事が忙しすぎて気持ちに余裕がないからかも。

来年も良い年になりますように。1日早いメリークリスマス!



2016年7月10日日曜日

児童による西浜校庭の整備作業


西浜校庭では、毎年1回だけですが子供達に芝生整備作業をやってもらっています。もう芝生は十分生えてきているので、凸凹の気になるところに砂入れをしてもらいました。
横一列に並んで校長先生のスタートの合図で自分のラインを向こう岸まで歩きながら約30分間の整備作業でした。
10年前に芝生化するときにワタクシが教育委員会に「維持管理費なんか大したことないから町には迷惑掛けませんから」と言った手前、ここの維持管理費は、他の助成金(緑の募金助成)でまかなっています。月あたりにすれば1万円ちょっとです。土の校庭の整備費用とさほど変わらないでしょう。
それどころか、この助成金では本日の整備作業イベントのために子供達へのお菓子とジュースの差し入れまで含まれています。
子供達は楽しみながら作業してお菓子ももらってゴキゲンでした。天気が心配されましたが、なかなか良い雰囲気でひと安心。

2016年7月5日火曜日

校庭芝生化効果の客観データ

今年1月に中野淳一先生のいる滋賀県近江八幡市を訪問したのですが(http://npogreenfields.blogspot.jp/2016/01/blog-post.html)、そこの教育委員会が全面的に協力してくれているので、校庭を芝生化した小学校と土のままの小学校の体力測定データを遡って統計学的に調べてみました。
嬉しいことにイイ感じで差が出ました。研究としては単純なのですが、同一市内の複数校での比較となっているのでまあまあ信頼できるデータと言えると思います。やっぱり芝生にすれば、体力への効果は十分にあります。
調査では校庭での怪我の減少についても数値化してみました。当たり前といえば当たりまえなのかもしれませんが、このようなデータはもっと多くの地域で試みて良いのではないかと思います。教育委員会の理解さえあれば分析は簡単です。
詳細はこちらへアクセスしてください。
http://www.city.omihachiman.shiga.jp/contents_detail.php?co=new&frmId=11322

校庭芝生化を頑張っている方々にぜひ届けたいですね。
勝手に校庭芝生化にのめり込んで早10年。マイペースですみませんが、これからも校庭や園庭、さらに地域の芝生化を進めていこうと改めて思っております。

2016年6月28日火曜日

三鷹市の校庭芝生その2

昨日、三鷹市の校庭芝生の第2弾で見学に行ってきました。

三鷹市シニアSOHOの椿さんが頑張っているシバレンジャー育成事業?の様子です。
三鷹市の芝生校では、保護者だけでなく子供も巻き込んでの芝生維持活動を実施しています。実際の作業は高学年からなのですが、本日は年1回の小学校1年生にシバレンジャーの活動を紹介するプログラムだそうです。

シバレンジャー1号の椿さん、小学1年生のワチャワチャなノリに上手に合わせながらのトークでさすがでした。芝生に興味を持ってもらうイベントとしてなかなか楽しい企画でした。


さらに次の学校に移動して前回のような芝生の整備作業。

 こちらは5、6年生のシバレンジャー達がコア抜きを集めてくれたりして30分間の整備作業でした。

椿さんは楽しみながら教員、保護者、子供の参加と巻き込みを図っていくことが校庭芝生化の重要なキーだと認識しているようです。

見習うべき重要ポイントです。富士五湖エリアもなんとかこのモードにしたいなーと思ったりしました。

三鷹市は着実に校庭芝生化が進行しているようですね。

シバレンジャーの今後が楽しみです。

2016年6月2日木曜日

三鷹市の校庭芝生

かなり久々のアップとなりました。
昨日は、東京都三鷹市の小学校にお邪魔してきました。
三鷹市は現在9校の小中学校の芝生化が実施されていて、NPO法人シニアSOHO普及サロン三鷹の椿さんが頑張っています。基本的には写真の奥に見えるこの3名が市内の各校を巡回して、保護者や子どもたちと一緒に芝生の維持管理作業をしているようです。
 今日は「芝レンジャーの日」だそうで5年生有志がコア抜きエアレーションしたコアを集めて裸地に撒く作業です。
 なんか楽しそうです。
最後に、耕した裸地をみんなで列になって足踏みして転圧作業。作業の正味時間は30分程度でしょうか。飽きないところでさっと終わるところがいいですね。子どもたちの笑顔が印象的な芝生作業でした。
冬場の荒れがちょっときつい感じでしたが、悲壮感もなく「これくらいいんじゃないの、そのうち良くなるさ」という雰囲気が学校の中に定着しているのでしょうか? 校庭は一流スタジアムとは違いますから、こうあってほしいですね。
皆様お疲れ様でした。

ところで・・・久々のアップで、最近は思い出したように他の校庭ばかりレポートしていますが、富士河口湖周辺の芝生活動はどうなってるの?と心配されているかも・・・。

「安心してください」
地味にしっかり継続していますから・・・




2016年1月26日火曜日

滋賀県の校庭芝生を拝見しました

新年明けましておめでとう御座います。
なんと今頃なのですが・・・

このブログを振り返ってみると10年前からワタクシは校庭芝生に取り組んだことになります。鳥取の芝生の学会で中野淳一先生やニールスミスさんの熱い講演を聴いて以来、芝生にドップリと浸かって早10年経ってしまいました。

その中野先生が仲介してくれて先生のお膝元、近江八幡市内の小学校を先週訪問してきました。お会いできて感激です。
 
市内の小学校12校中6校が既に芝生化されているところで、昨年サッカー協会の芝生特区に認定された地域です。この地域の芝生化のキーマン、グリーンスポーツ滋賀の松木さんに全ての芝生化校を案内していただきました。松木さんはオーバー70のシニアサッカー選手でまだ現役バリバリ。多くの保育園や学校の芝生化を進めながら、将来の夢は新国立競技場で、サッカーしてダイビングヘッドのゴール決めることだと元気にお話ししてくれました。中野先生共々、元気ですね!

芝生化校を訪問しながら、校長先生などとお話をさせていただき充実した時間を過ごすことができました。 もうこの地域は芝生が当たり前の時代になろうとしています。

元気をもらった1日でした。中野先生はじめご関係の皆様、ありがとうございました。





今年もたんぽぽとこんくらべ

  西浜校庭のたんぽぽがバリバリに咲き出しました。今年は三台の乗用芝刈り機で対抗します。子どもたちの健康を考え、薬剤散布はしない方針です。ひたすら芝刈りです。 転んでも擦り傷ができない草地であれば、最低限の校庭芝生の役割を果たしていると私は考えています。 それ以上の見た目のことを...