2012年7月8日日曜日

どのレベルを求めるか


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河口保育園です。ここは日当たりが良くないので、ティフトンが維持できずに、ライグラスとチューイングフェスクの播種でなんとかもたせてます。
ワタクシのこんな説明を聞いた園長先生は、先週あたり隣の敷地の方に「竹やぶを切ったり、樹木をすいてくれないか?」と役所の福祉課のかたと一緒ににお願いに行ったらしいのですが・・・。
今朝園庭の様子を見に行ったら、ちょうどその当人である隣のお婆さんが通りがかりました。
お婆さんいわく「日当たり悪いって聴いたけど、芝生けっこう生えてるねぇ。適当に日が当たってるじゃない。木を切るほどのことないんじゃない。」
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ワタクシ「・・・?」
どう答えるべきか?芝生の出来を「この程度でいんじゃない」と評価いてくれるのはうれしいような「?」なような感じですが、今朝は晴天で朝日がサンサンと降りそそいでいるのに・・・これを日当たりが悪いと認識してくれない感覚には、ちょっとツッコミいれる気力が殺がれてしまいました。個人の感覚は、様々なのですね。
上の写真のように取り方によって(裸地をはずしてとれば)良好な芝生に見えますが・・・
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実は、全体的にはこんな感じで、芝生の中に入ってみると芝生の密度がいまひとつで、かなりボツボツ感があります。
園長先生たちは、この芝生の状況には不満なわけですね。
どちらも主観というか感じ方の問題で、どう折り合いをつけたものか・・・。
・・・なんてことをワタクシはあんまし悩みません。なぜかって・・・。
それは、もっといいレベルの芝生を子どもたちに提供したいと思えば、そこの保護者や教員が声を大きくして行動すればいいわけで、芝生に対する(というよりは保育園の教育環境に)関心が低ければ、それはそれで、そのレベルの芝生になるだけのことです。
芝生には、かなりのグレードの違いがあるわけで、あって当たり前ですね。
ワタクシとしては、とりあえず土の園庭よりも現在の方がはるかに子供にとっては良いことだと思うので、あとはどのレベルを目指すかは保育園と保護者の考え方と行動しだいということですね。
園庭の当事者の関心が高まれば、うれしいですね。

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