2012年5月27日日曜日

草の生えない校庭


Img_0171
いつものごとく週末は芝刈り。
最近調子がいい大石保育園の芝生ですが、変な足跡が・・・。
たぶん園庭に隣接している大石小学校の校庭の端の草を誰かが除草剤で処理する作業をしたみたいで、その除草剤が付着した靴で歩いた後ではないかと思います。かなりくっきりとした足跡で、そこだけ芝生が枯れてます。
除草剤の威力はたいしたものです。しかし子供のいる場所にこれってかなり危険な気がしますね。
土の校庭はけっこう、これやってるんじゃないですか?
そもそも土の校庭に草がまったく生えないように維持するってこと自体、自然の摂理に逆らっていると思うんですが、どうでしょう?土の校庭があたりまえで育ってきた我々はそのことに気づかないで来たような気がします。
さらに土の校庭の草とりは面倒だから・・・と薬剤をまき、雨で荒れたあとの整地が面倒だから・・・とコンクリートにまでしてしまってたわけですね。
さすがにコンクリートじゃ子供の成長に悪そうだとは気がついたみたいです。でもその次の段階として、草もはえない土の校庭が子供たちを痛めつけているということには気づけない人がまだまだたくさんいるというのが現状なのでしょう。
校庭芝生化への反対意見はつまるところ「土の校庭で何が悪いの?」という教育の貧しさだと思うのですが・・・、納得してもらうのはなかなか・・・。
最近芝刈りばかりで、造園業者のようになってしまってます。ちょっと違うなー?という感じもしてるわけです。やっぱり原点は、子供たちへの教育やスポーツの環境としての芝生なわけで、芝生をどう使うかについてもっと提案していきたいし、ちょっと上目線ですが、教員や保護者、子供たちに共感と理解を得ていくことがこの活動のキホンですね。
あらためてそう思います。

2012年5月20日日曜日

芝刈りはラク


Img_0159
一昨日の金曜日、夕暮れ時にNPOシニアチームのセイジローさんに西浜校庭の芝刈りデビューしてもらいました。
セイジローさんは数年前まで隣の湖の「西湖野鳥の森http://www.fujisan.ne.jp/search/info.php?ca_id=2&if_id=221」の管理をしていた方なので芝刈りはお手の物なんで、デビューなんていうのは適切ではないですね。
校庭の芝刈りはこの小型の乗用芝刈り機で約1時間かかります。「野鳥の森じゃー2,3時間かかってたから1時間なんて何でもないなー」といってくれました。
ワタクシも芝刈りは苦にはならないので、セイジローさんのように定年退職したら、週2ペースででもやりたい気持ちですが・・・もうちょい先ですね。
本日は今年着任したばかりの校長先生もいて芝刈り風景を見ながら雑談してたら、なんとこの校長先生、前任校に芝生があったようなんですが、刈り払い機で草刈作業状態だったみたいで、夏場は5,6時間もかけて草刈り作業の毎日で身体が壊れそうだったと話してました。それに女だてらに刈り払い機を担いでやってたらしいのですが、なんとも驚きです。
そんな体験の持ち主なので、この芝刈りボランティアには「ホント感謝します!」とありがたがってくれて、うれしい限りです。
今週、校庭で子どもたちとドッジボールをやったみたいで「芝生だと思いっきり倒れこんだりできて、すごく盛り上がりますね」と子どもたちの動きが「芝生になると変わる」を実感した話をしてくれました。
芝生化が始まって4人目の校長先生となります。だんだん学校とのコミュニケーションも芝生とともに根付いてきた感じがします。
Img_0153

2012年5月13日日曜日

NPOグリーンフィールズ総会


 昨晩NPOグリーンフィールズの総会をDiningさくら(http://ameblo.jp/nagahamaryokan/)にて開催しました。正式にはNPOを設立してからはじめての総会になります、といっても7人集まって酒飲んだだけのかんじですが・・・。
6年前、西浜小中学校の校庭を手作りで芝生化したのを皮切りに
Img_0072
2年後にはお金もないのに勢いだけで、その道向こうの足和田保育園もポット苗して芝生化してみました。
Img_0075
なぜか翌年、県の予算がおりて河口保育園も芝生化できました。
Img_0080
昨年は、昭和大学富士吉田キャンパスのラグビー場をポット苗したらこんな具合になりました。
Img_0092
そして今年に入って富士河口湖町大石保育園の芝生化にもこぎつけました。
Img_0078
さらにもうひとつ富士吉田市内の保育園の芝生化プロジェクトの委託をうけることになり、NPOとしてささやかですが事業収入が得られ、自活可能な可能性を感じる(?)ところまで、きてしまいました。
6年前には予想だにしなかった状況です。個人的にはかなりの戸惑いがあるのは事実で、前途多難な気分もあります。
でも、もう、もはや・・・「乗りかかった船は降りない」という気持ちもあります。
NPOメンバーをはじめ、芝生を介してネットワークが広がり、楽しい仲間と知り合うこともできたし、なによりも次の世代の子どもたちに芝生の持つ意義の大きさを知って欲しいという願いがあるかな。
昨晩は話に熱中したのと酔っ払ってたので総会の写真とるの忘れたぁ!

2012年5月6日日曜日

肥料は大切


Img_0047a20120506
今年のゴールデンウイークも終わりとなりました。
夕暮れ時の西浜校庭です。暗めでちょっとわかりにくいですが、校庭の端から端への100Mの直線走路に注目ください。手前のほうはラインがわかりますが、途中から芝草に隠れて見えなくなっています。つまり写真手前の芝生の育ちはパッとしませんが(裸地に近いです)、校舎側はかなり芝生の緑が濃く成長がバッチリです。
ちょっとした実験のつもりで手前部分には肥料をまかずにほっといてみました。かたや肥料をきっちり散布したところはこれまでにないくらい成長してきました。今更ながら、やっぱり肥料は大切ですね。いい勉強なりました。
良くわかったので手前の走路部分もシッカリ施肥しときました。
Img_0053a20120506
さて、今週もNPOシニア部隊が出動してくれました。本日8時30分から町内の3つの保育所を巡回して芝刈りや播種、散水しましたが。3箇所ともスプリンクラー完備なので、3つ回って終了時刻は10時30分でした。かなり効率いいです。芝刈り巡回ボランティアのセージローさんとゴローさんが、テキパキと作業してくれてます。ホントありがたいです。
恩着せがましく言うわけではありませんが、この姿を各保育所の保護者はシッカリと認識して欲しいものです。できれば当の保護者がボランティアに名乗りを上げてほしいのですが・・・。休日、家でゴロゴロしてないで、園庭の芝刈りするオトーサンの姿を子どもに見せてあげたらどうだろうか?
オヤジのボランティアする姿は、子どもを育てる良い肥料になるんじゃないの?
それよりもなによりも、晴れた日の芝刈り楽しいよ!

今年もたんぽぽとこんくらべ

  西浜校庭のたんぽぽがバリバリに咲き出しました。今年は三台の乗用芝刈り機で対抗します。子どもたちの健康を考え、薬剤散布はしない方針です。ひたすら芝刈りです。 転んでも擦り傷ができない草地であれば、最低限の校庭芝生の役割を果たしていると私は考えています。 それ以上の見た目のことを...