2021年8月28日土曜日

なかなか裸地が・・・

河口保育園ですが、ティフトン刺し苗でだいぶ中央部の裸地がなくなってきました。もう一息というところですが、そろそろ富士五湖地方は気候的にティフトンの生育は終盤になってしまいます。残ったところはライグラスの播種で何とか・・・なるかなー?
播種はしているのですが、立ち入り禁止や養生を全くしない方針なのでそーっと刈りクズを裸地部分にまち散らしておきます。見た目はもう裸地がないような・・・感じです。まあよく見ればわかりますが・・・。

この方法は、誤魔化しているわけではなく、理由があります。裸地のままだと今の時期は土の表面の温度が高すぎるのと湿潤環境がなくなってしまうのでライグラスの種がなかなか発芽できません。うす〜く芝生の刈りクズを撒いておけば多少発芽しやすくなります。

もう一つの理由は裸地部分は、雨が降れば土が削られてその部分が窪んでいく結果となり、芝生部分と段差を生みやすくなりますね。野球場の内野と外野の芝生部分の境目なんかはいい例ですね。裸地を放置すれば凸凹がより強くなっていきます。その予防にもなります。

なので、適当に刈りクズを裸地に撒くようにしているのですが、週明けに綺麗好きな保育所の先生ががっちりホウキで種も刈りクズも掃除してくれることもあります。コミュニケーション不足もありますが、どーも日本人は土の上を掃除したい習性があるらしい。

どうかこのままでお願いします。できれば散水などもよろしくお願いします。

このままだとほんと、裸地があかない?


 

 

2021年8月27日金曜日

西湖、河口湖の水位上昇中

 定例の親水広場の芝刈り作業です。刈り高は高めの8センチですが刈りクズもまあまあでます。2台の乗用芝刈り機で刈り込みと集草を分担して追っかけで作業です。

手押しのエンジン芝刈り機は斜面のきつい所とフェンス側や樹木の根本あたりを担当です。6千平米かそれ以上の広さがありますが、大体1時間半程度の作業時間で終了です。本日は熱中症警報が出てますから、サクサク終了するように声かけ合いました。

作業が終われば、お茶を飲みながら雑談したり、ドローンを飛ばしてみたり、遊びモードです。
ところで富士五湖エリア、先週までの長雨で湖水が増えて水位上昇中です。
親水広場はちょうど西湖からの放水路があり、数日前から結構な水量で放水が始まってます。水の流れの勢いが良いのがどうも魚には良いらしく、ここは釣り人には結構なポイントらしい。ここは駐車場がない不便な公園ですが、マニアには人気が出てきてますね。


2021年8月21日土曜日

芝刈りは簡単です

 前回の井の頭公園のケースは、まだまだ日本の各所に見られます。いや、天下の井の頭公園ですら野球グランドの外野の芝生や陸上競技場のフィールド内を手押し(歩行型)の芝刈り機やノコギリ刃の草刈り機で作業しようとしているわけですから、、、この感覚、根が深いですね。

芝生の広さに適した機械力があれば、芝刈りは軽作業です。

うちのNPOグリーンフィールズの例ですが、1枚目写真の足和田保育園。この広さを2台の歩行型芝刈り機で作業してます。15分程度のウォーキングしながらの作業で終了します。

この芝刈り機を軽トラックに積んで、次の大石保育園へ移動します。ここはやや広くなりますが(1000平米くらい?下の写真)、3台の歩行型芝刈り機で芝刈り作業します。ここも集草(刈り取った草)を入れ替えたりする時間や積み下ろしの時間も入れても30分とかかりません。実際の芝刈りウォーキングの時間は約20分でしょうか。
芝刈り機は自走しますので、押す力も大していりません。スーパーのショッピングカートを押しながら歩くのに近いですね。全員オーバーセブンティ、70歳越えのスタッフですので、軽作業を心がけています。毎週、スタッフとしてはあっけなく作業が終わる感じですので、作業後にどうでもいい雑談をダラダラして笑顔のうちに毎週の作業を終了してます。

この形態の作業だから長年、継続できているのかなと思います。維持コストもめちゃくちゃ安いです。歩行型芝刈り機の作業としては、ここらへんの広さが限界だと思います。

そして、校庭サイズになれば乗用芝刈り機は当然ですね。

うちで使っているジョンディアD105は乗用芝刈り機でも最小クラスのやつです。日本の各地で、校庭芝生化へ最初に導入されるのはこのクラスが一般的みたいです。

でもですね。

国際的な感覚からすると、このクラスの乗用芝刈り機はちょっと広い庭がある個人が、家庭用で使うサイズなのです。

とても公共の場所、校庭やグランドの芝生を管理するのに、これ1台で管理しようという考え方がズレていると私は考えています。

写真のように現状では、この校庭を2台の乗用芝刈り機で作業できるように、NPOグリーンフィールズは毎年少ない予算からやりくりして、機械力を装備しています。

この校庭の広さだと乗用1台での芝刈り作業は、1時間強かかります。2台あれば30分程度ですみます。この作業時間の違いは大きいです。これができるので、校庭の芝刈り作業は手軽に取り組めます。

海外では個人で購入するような家庭用乗用芝刈り機を、依然として他の公園や校庭、グランドなどの公共施設(例えば、天下の井の頭公園など)にこのレベルすら導入できないという貧しさは、どうなの?と感じております。

ここを変えるにはどうしたら良いのでしょう?

メーカーの皆様へ、何とかなりませんか?

提案です!

「乗用芝刈り機ジャスト5万円!」なんていう画期的なセールスキャンペーンなんてどう?

注・・・使い勝手よかったら、残りのローンをお願いします・・・なーんてね。


本日は西浜小校庭の肥料散布をたっぷりしました。今季は運動会に向けて調子良くなるかな?

 

2021年8月19日木曜日

芝刈りすれば良いだけですが・・・

仕事の都合で久しぶりに東京都は三鷹吉祥寺、井の頭公園を通りがかったので芝生ウォッチング。
公園内の陸上競技場のフィールド内は青々と・・・はしていますが・・・
ティフトンがせっかく生えているのにそれを覆い隠すようにメヒシバ、オヒシバなどいわゆる雑草が伸び放題でした。草丈は長いところは30センチいや膝丈まであるので、フィールド内に入る人がいません。長雨で芝刈りできない・・・だけではなさそうです。この感じでは1ヶ月以上芝刈りしてませんね。成長スピードが野芝や高麗芝の20倍以上と言われるティフトン芝でも陽差しを遮られてしまうとさすがに繁茂してくれません。

これだけ植物が成長する条件があり、ティフトンも生えているのに残念ですね。

天下の井の頭公園なのに・・・。

ほんとただ適切な頻度で芝刈りすれば良いだけなのに・・・

これは以前見た光景ですが、このグランドに隣接した野球場の外野の芝生の芝刈り作業の写真です。
広い野球場を手押しの芝刈り機と草刈り機で芝刈りしてました・・・。何時間かかるのでしょう?マジかと目を疑いました。そもそも作業する人、めちゃくちゃ大変じゃないですか?なぜ乗用芝刈り機がないんですか?これでは芝刈りの頻度も月一どころかもっと間隔あけちゃいそうですね。
でも天下の井の頭公園ですよ。
お金がないわけではないと思います。お金の使い方と作業の仕方の問題ですね。間違ってます!
結局、この管理では上の写真のような芝生にたどり着きます。
そして、大勢の人が使ってすり減るからだ、とか養生期間が必要だ、もっと管理費をよこせとかもっともらしい担当者や業者さんの言い訳が出てきて・・・
かくして多くの人は芝生はお金がかかるしメンテナンスが大変・・・などど学習して行くのですね。
コロナが終われば、みんなまた公園に戻ってきます。今、何とかならないものか・・・

2021年8月14日土曜日

雨の日は肥料散布に最適


 今週末は雨が降り止まず、芝刈り作業はお休みにしました。が、じっとしているのもなんなので、ちょっと雨がやんだ隙に親水広場の北側だけ肥料散布しました。カートを押して実働10分間のウォーキングですので、あっという間ですね。すぐに雨が降りますから、天然灌水で誠に効率良いですね。

夏場の施肥はティフトン芝だと遠慮なくできますが、ライグラスなどが混在している芝地はちとデリケートになってしまいます。10年以上前の芝生初心者の時にライグラスしかない校庭に夏場に肥料散布して、あっという間に芝生をダメにして、途方に暮れた苦い思い出があります。  何事も経験ですね。

2021年8月13日金曜日

全国的に雨ですが

大雨の予報で、西日本では災害レベルとなっているようです。

全国的に今週末は雨模様で、芝刈り作業は中止しました。親水広場の様子を見に行くと、どうも最近の暴風雨で数ヶ月前に花植えしておいたのがかなり斜めってました。
・・・しかしながら、この天気でも雨具を着て湖畔で釣りをしている人々がちらほら。釣り人の情熱はすごいね。芝刈りじーさん負けました。

2021年8月7日土曜日

草むしりする熱意は素晴らしいが、、、

大石保育園はティフトンがだいぶ動いてきて黄色い部分がなくなってきました。
保育園庭の芝生の隣は、小学校の土の校庭です。小学校の校庭は毎週末少年野球の練習でよく利用されていて、きれいに整備されています。今朝も暑い最中にもくもくと草むしりしている人発見。ホント偉いです。草取りは大変かと思います。頭が下がります。でもワタクシ的には、このエネルギーを芝刈りするエネルギーに転換すれば、いや芝刈りの方が全然効率良いのですが、、、どうしたものか、、、ひとまずその情熱に敬意を表しつつ、思わず芝生にしてみませんか?と声をかけておきました。

 

2021年8月6日金曜日

夏の暑さと芝生の現実

連日暑いですね。河口湖の夏は涼しいといっても日中の日差しはやっぱり強く、30度は超えてしまいます。

奥河口湖湖畔の長浜親水広場も気温30度越えです。連日の暑さで芝生もカラカラで大変そうです。

水路を挟んだ北側エリアは散水もできないので、昨年同様茶色くなり始めました。

こちらの南側は仮設のスプリンクラーを使って週一の作業日だけなんとか散水できるので、まだマシです。まだまだ公園やグランドの芝生の設置に散水設備を標準装備する必要性は日本的には理解されないので、夏枯れしたらそのまま秋も黄色い芝生で放置です。悲しいですが、これが現実ですね。

さて、芝生の表面温度はというとこんな感じです。39度はお風呂だったらちょいぬるめでいい湯加減ですね。

ふと思い立ち、最近出来た近隣の人工芝グランドに行って気温と表面温度を測ってみました。ワタクシ。暇人ですね。


7億円投入して今年完成した富士河口湖町のくぬぎ平グランドです。絶景ですね。湖畔より標高が上がるので気温は低いかと思ったら、少し高めでした。
そして人工芝の表面温度は、、、


49度、、、どころかこの温度計の測定範囲を超えて測定不能となってしまいました。(一昨年前の記事 http://npogreenfields.blogspot.com/2019/08/blog-post_4.html で同町の保育園での測定だと55度から60度くらいで測定されてました。)


裸足でいれば皮膚は、44℃~50℃程度でも長時間接触で低温熱傷となり、50度なら3分間の圧迫で火傷となるそうです。

この人工芝で昼寝する人はいないというか、出来なさそうですね、熱中症に神経をとがらせている教育現場には、これは危険だなと判断して欲しいわけです。が、教育委員会や先生がたはこのエビデンスを理解できて現場に反映させることができるでしょうか?熱中症になる子供は運が悪かったから、体がよわかったから、、、はあとどれくらい続くのでしょうか?

人工芝のメリットは否定しませんが、億単位の膨大なコストと廃棄の環境負荷、そしてこの表面温度の現実は多くの人に認識して欲しいですね。ワタクシがもっと危惧するのは、土の表面温度もこれに匹敵する程度に熱いという事実が共有されていないということですね。指導者のほとんどが土のグランドでもなんら不都合がなかったという一般論に押し通されてしまっている校庭芝生化とスポーツ環境への無関心を、もう少し何とかできないものでしょうか?


2021年8月1日日曜日

ログベンチ寄付プロジェクト進行中

今週もログベンチづくり。

ネモジィ夫婦や

 堀川先生も登場。


 そして進師匠が着々と仕事しつつ、指導してくれます。

あとはフィニッシュ塗装と寄贈プレート取り付けをして、親水広場にセットすれば完了です。もうちょいなのですが、ここはゆっくり楽しみたいと思います。危険な作業ではありますが、緊張感もあってログワークってホント楽しい!

と、勝手にワクワク!

今年もたんぽぽとこんくらべ

  西浜校庭のたんぽぽがバリバリに咲き出しました。今年は三台の乗用芝刈り機で対抗します。子どもたちの健康を考え、薬剤散布はしない方針です。ひたすら芝刈りです。 転んでも擦り傷ができない草地であれば、最低限の校庭芝生の役割を果たしていると私は考えています。 それ以上の見た目のことを...