2011年5月29日日曜日

雨の校庭で・・・

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昨年の体育館新築工事の影響で西浜校庭は、五百平米ほど裸地部分があります。この部分の芝生化のために町教育委員会から5万円の補助金がでました。低コスト芝生化といってももうちょっと資金欲しいところですが、キビシイ現実を受け止めるしかないですね。金のない分、汗かくしかないかぁ~?
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と、思って土曜の午後校庭に行ったら、そぼ降る雨の中、小学校の教頭先生が一人で黙々とポット苗作りしてくれてました。中学生は先週ポット苗作りしてもらったのですが、小学生は雨にたたられてまだ苗作りしてません。どうもうまく全校児童(といっても60名)の時間調整がついてないようです。
どんどんずれ込みそうなので「苗作りしないで、直にやってみますか?」とスジ植えというか挿し苗の方法を提案してみました。上の写真のように見本を教頭先生と一緒にやってみました。作業時間約15分程度でしたが、教頭先生は「これだったらやれそうですね」と賛同してくれたので、今年はスジ植えとポット苗と併用でチャレンジです。
作業しながら教頭先生と芝生化のあれこれや他愛も無い雑談しながら、こういうコミュニケーションが校庭芝生化を進めていく基本だなぁ~とつくづく思ったワタクシでした。
今後の教頭先生のがんばりに期待したいですね。
ついでに最後の写真は先週の中学生のポット苗作り風景です。この子達はもう苗作りはマスターしましたね。
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2011年5月22日日曜日

湖畔の現地調査

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長浜親水公園プロジェクトのメンバーで、昨日奥河口湖エリアの湖畔2キロを歩きながら現地調査してみました。私有地と県有地の境界を確認しながら、公園にしたらどれくらいのスペースになるかイメージを共有するのが主な目的でしたが、水辺が芝生になればかなり気持ちいいスペースになりそうですね。
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参加メンバーのみなさんは雑木林やカヤの中の自然の小路を歩きながら、「昔は何があった、昔はこうだった」という思い出話をしては、「やっぱりここはいいところだ!」と実感をこめて確認してました。
2枚の写真の場所が気持いい芝生だったら、観光にもお勧めですし、住民としても楽しそうです。
基本コンセプトは「湖畔を芝生!」にというのはみなさん共通の意見のようでしたが、課題は駐車スペースをどこにどう確保するか?近隣民家と公園をどうレイアウトして共存をはかるか?自然環境保護と地元の経済的・精神的メリットのすり合わせですね。
富士五湖の文化遺産登録申請も前進したみたいですので、うまくプロジェクトが進むことを期待します。

2011年5月16日月曜日

芝生の走路を走ろう!

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実は今月1日の山梨日日新聞の第1面にでっかく校庭芝生化の記事が紹介されました。
山梨県内の校庭園庭芝生化の現状や山梨大学の加藤先生のコメントなどが載っていました。ほんのちょっとですがこの西浜小中の校庭も書かれてました。
なんとびっくり!いいことですね!
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さてその西浜小中学校の校庭ですが、まだまだ質の良いフサフサの芝生ではないのですが、かけてるコストが年間10万円といえばまあ許せるかな・・・というところでしょうか?
上の記事によれば、山梨県内の他地域では1校あたり150万円の維持管理費が計上されているそうです。なんともうらやましい限りです。
まあそんなこと言ってるより、ここまでになったことを励みにして頑張りますが・・・。
ということで、今年の目標は、「芝生の走路を走ろう!」ですね。
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校庭全面の芝生化がついに達成されそうなので、芝生の走路での思いっきり走れる運動会が実現しそうです。
やはり校庭芝生化は、「走路も芝生」が基本です。もう小中学校の先生方は理解してくれていることでしょう。
そしてそれを確信してもらうことが、今年の目標ですね。

2011年5月8日日曜日

親切とおせっかい

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河口湖畔の足和田ホテル前の河川敷というか浜です。
このあたり一帯を「長浜」の地名で呼んでますが、この湖畔約2キロを公園整備しようというプロジェクトが先月から立ち上げられNPOとしてメンバーに入れてもらってます。この連休は散歩がてらこの浜に足を踏み入れては、どうしたらいんだろうなと勝手に考え込んでます。
で、試しに芝生にしたらどうなるかを近所の方にイメージしてもらうために、軽く芝刈りしてみました。もちろんホテルの社長さんには了解を得ました。
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石を拾いながら、表面の平らなところだけ30分程度芝刈りしたんですが、まあまあいい感じの芝生となりました。

反対からみるとこんな感じです。草むらというかヤブが歩きやすい芝生になったので、向こうの釣りしていた人たちが、次第に行き交うようになり湖畔を散策できるようになったみたいです。
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頼まれもしないのに、湖畔を勝手に芝刈りして「ヒマジン」の極みですが、ワタクシとしては、手押しの芝刈り機がうまくかかるかなー?という試験的な意味と芝生っぽくなれば近所の方々がすこし湖畔の芝生化に理解を示してくれるかなー?という思惑でちょっとやってみました。
労力的にはたいしたことがないし、天気もよく、軽く汗かいて気持ち良かったですね。
ホテルの社長にも、このまま草が伸びすぎないうちに週1ペース以上の頻度で繰り返せば面白くなりますよと継続をささやいておきました。
今後どうなるかはわかりませんが、これって親切なのかおせっかいなのか・・・。
校庭や園庭の芝生をやりながらいつも考えてしまうんですが、ほんと芝生化活動って日本人にとって親切なのかおせっかいなのか・・・?
ボランティア活動も親切とおせっかいの境目はビミョー・・・ですね。
どっちにしろケッコウいい芝生なりそうな予感です。

2011年5月7日土曜日

歳歳年年人同じからず

昨年から芝生化している河口保育園をのぞいてみました。作業しているのは園長先生と20代のピカピカの若い先生です。二人とも新任で、本日は芝刈り初体験でしたので、説明しながら一緒に作業してきました。

聞いてみたら、今年は先生方だけで芝生作業をやってしまうという方針に変えたそうです。昨年から芝生作業を経験した先生方が、「保護者の当番制といっても当番忘れたり時間を合わせたりするのがかえって面倒」という意見だったそうで「そんなにたいそうなことじゃないから職員だけでやってもゼンゼンOK」という見解だったそうです。

まあその程度に気楽にとらえてもらったのは、いいことだと思います。やってみれば芝刈や肥料散布の労力なんてゼンゼンたいしたことじゃないんです。
ところが芝生化を実施していない学校や保育園ほど、「教職員の負担が増えて大変ですから・・・」といってしまうわけです。ホント笑っちゃいます。案ずるより生むが安しですね。

今年は西浜小学校も新任の校長先生にかわりました。芝生化をはじめて3人目の校長先生となりました。そのたびに芝生化について理解を得るための説明を一から始めるはめになりますが、だんだん楽になってきました。それは芝生化が学校や保育園の多くの先生たちにとって特に負担感があるわけではないということが浸透してきたからじゃないかと思ってます。

年々芝生が良くなってきているのが保護者も先生方も実感できているから、芝生の校庭に自然体でいられるようになったのではないかと勝手に推測してます。たぶんそうでしょう。

あとは保育園や小中学校の先生方が入れ替わっても、芝生管理の基本的なことが受け継がれていくようになればいいわけですね。

保育園や学校で過ごす子供たちや保護者、先生方はどんどん遷り変わっていきますが、そこにある芝生は毎年同じように緑になり、その時々にそこにいる人を癒してくれるような「輪廻」をちょっと感じてきたワタクシでした。

かなりジジくさくなってきたかな?

2011年5月3日火曜日

種蒔きエアレーション

一昨日、「小雨決行で芝生作業やるぞー!」とメンバー召集のメールしたんですが、当日のワタクシの気分が「なんだかなー?」って感じでいまひとつヤル気がなくて(スンマソン)、雨も降ってたので、根性なく中止してしまいました。
本日は仕切りなおしでその代わりの日ということで気合入れて作業。
西浜校庭全域にピン付きローラを芝刈り機で引いてエアレーション。実はこのローラ、いただき物で初使用です。小雨で地面が適当に緩んでいて、アンバイ良かったです。ドライバーは前PTA会長タカヒト氏。

エアレーションしたところへライグラスの種をカートで蒔いてからブラシがけ。こうすると種が芝草の隙間やエアレーションの穴にうまく落ちるようです。ブラシがけの往復はテニスコートだったら簡単ですが、校庭全面となるキツイですね。
あとはカートで肥料まきして、終了。本日の作業は3名参加(ちとサビシィー!)で約70分でした。
ちょうど良く小雨が降ってたので、散水の手間が省けてラッキー!

けっこうテキトーにやってる芝生管理ですが、皆様のおかげで芝生は年々良くなってる実感あります。

ガンバロー日本!



今年もたんぽぽとこんくらべ

  西浜校庭のたんぽぽがバリバリに咲き出しました。今年は三台の乗用芝刈り機で対抗します。子どもたちの健康を考え、薬剤散布はしない方針です。ひたすら芝刈りです。 転んでも擦り傷ができない草地であれば、最低限の校庭芝生の役割を果たしていると私は考えています。 それ以上の見た目のことを...