2012年12月31日月曜日

隣の芝生は青く…ない

今年の年末年始は久しぶりに東京で過ごしております。
ウォーキング途中に府中市内の小学校校庭を写メしてみました。この校庭はかなり手をかけている感じで養生シートまであります。さすが東京都、お金ありますね。
これに対して下は2週間前の西浜校庭です。
校庭の向こうに極寒の河口湖がみえておりますが、意外にこちらの方が青いですね。
…自慢する気はないんですが、こうして見るとこの校庭の芝生、わるくないですね。
たぶんきょうあたりの西浜校庭は一昨日からの雪で天然の養生シートがかかり真っ白ですね。
お金は無くてもここには「天の恵み」があるのかも。

みなさま良いお年を。

2012年12月23日日曜日

スノーゲレンデは芝の匂いがする

今週末もスキーモードですが、地元フジテンスノーリゾートは芝生の青さが随所に見受けられます。意外に日中は暖かくスキー場の日向ぼっこは気持ちいいですね。
そもそもゲレンデの周りにこれだけ下地である芝生があちこちに顔を出していると、芝生の匂いがいい感じで香ります。芝草の匂いは日頃の芝刈りの時に十分味わっているのですが、冬のシーズンも味わえるとは…。
森林浴は精神的なリラックスをもたらすことが知られていますよね。フィトンチッドでしたっけ?これが効くみたいですよね。芝草の香りもそれに似た効果があるんじゃないかと勝手に思い込んでいるんですが、どなたか知りませんか?芝草のあの匂いの素の化学物質はなんていうんでしょうか?
「芝生の匂いや視覚的な刺激は、鎮静効果がある」なんてことをどなたか立証してくれたら校庭芝生化の普及に一役買いそうなんですが…

2012年12月16日日曜日

芝生が凍っても大丈夫?

校庭を芝生化しようとするとよく質問されたのですが「冬に芝生が凍ったり、霜で芝生がダメにならないんですか?」
ご心配はもっともですが、上の写真ように寒冷地のスキー場は夏場は芝生のところが多いですね。何でもないですね、ぜんぜん大丈夫、問題ないです。この写真を見ればわかりますね。
本日は近所のスキー場フジテンリゾートでスキー指導員の研修会に参加してきました。雪面の具合よりスキー場の芝生が気になるワタクシでした。
今年もスキーシーズン到来です。芝生作業はひとまず冬眠ですね。

2012年11月25日日曜日

第1回富士山マラソン

恒例の町をあげての河口湖でのマラソン大会ですが、今年から富士山マラソンと名前を変えて河口湖と西湖の2つの湖をコースにして第1回の開催となったみたいです。(http://www.fujisan-marathon.com/)a>/)
そのおかげでというか、早朝から14時まで自宅前の湖畔道が車両通行止めとなり外出不能になり家で引きこもり。
でも、こんな風に湖畔道が車もなく歩行者天国状態だと、かなり気持ちいいですね。来年はどさくさに紛れてウォーキングしたら楽しいかもね…なんて考えたり。
マラソンの通行止めが解除を待って、NPOシニア部隊と一緒に今年の芝生作業の仕事納めに出動しました。今シーズン最後なので芝刈り機も洗ってエンジンオイルの交換もやっておきました。
本日の3枚目は河口保育園の写真ですが、それぞれの園庭は遠目には芝生は生えてますが、まだ満足の行くレベルではないので、「来年はああしよう、こうしよう」とセージローさんやゴローさんと話しながら、今年の労をお互いねぎらいつつ終了しました。
また来春頑張りましょう。お疲れ様でした。

2012年11月24日土曜日

保土ヶ谷競技場にて

アマチュア芝生管理セミナーに出かけてきました。
本日のレクチャーは、元筑波大学教授でサッカー界の重鎮である松本光弘先生のお話と同志社大学の福田美紀先生の「校庭芝生が子供の心身の健康に与える影響」についてでした。
写真は福田先生のレクチャーシーンです。芝生関係者はどっちかといえばむさ苦しいオヤジの集まりなので(失礼いたします)、福田先生のような若くてチャーミングな先生がきちゃうと、「ハキダメニツル?」状態で(失礼いたします)、もう皆さん固唾を飲んで聴き入ってましたね。スライドはかなり乙女チックな感じでしたが、いやいやそんなことを差し引いても、内容的にひじょうに理路整然として、校庭芝生化が子供に及ぼす心理的な効果をキッチリ研究されていて、ナットクの!のレクチャーでした。ホント勉強になりました。
毎度の競技場の芝生観察のこのシーンにも、もっと多くの艶やかな妙齢の女性がたくさんいてくれるようになれば、校庭芝生化も強力に進展しそうですね。
校庭芝生化のカギは「女子力」なのかも…。

2012年11月11日日曜日

せっかく芝生があるから、、、

本日は日曜日。西浜校庭に行ったら、珍しい?ことに中学生がタッチラグビーもどきで遊んでました。いや正確には、バレーボール部の練習としてラグビーしてました。もちろん顧問の先生もいました。西浜中学校は1学年10数名の少人数の学校で、バレー部も3年生が退くと1ケタしかいない部活動ですが、伝統的に先生たちも熱心で結構頑張ってる感じの部活です。
顧問の先生曰く「せっかく芝生があるんですから、バレーの練習だけじゃなくラグビーやサッカーもしなきゃ勿体無いですよ」
うれしーこと言ってくれますね。
普通、部活の顧問てその種目の練習しかしないですよね。特に昨今の少子化で各スポーツ団体はどうやって青田刈りして自分の種目に引きずりこもうかしか考えてないようなかんじです。

この先生のような大らかさがもっと多くのスポーツ指導者に欲しいですね。
バレー部員も楽しそうに笑顔でラグビーしてました。部活の練習にありがちな、コーチの罵声もゼンゼンナイ、いい雰囲気のスポーツシーンでした。
かたわらで肥料散布をしましたが、いい気分でした。
最後に昨日の昭和大学グランドの写真をいれときます。今週末は絶好の行楽日和でしたね。

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2012年11月10日土曜日

ライグラスの具合い

今年3月に芝生化した大石保育園です。夏のティフトンも調子良かったのですが、オーバーシードしたライグラスもまあまあいい感じです。
同じく今年ロール芝で芝生化した富士吉田第3保育園です。
両方とも日当たりが絶好で絶景の場所にありますので、ティフトンがばっちりでしたが、こちらはライグラスが今ひとつ発芽しませんでしたね。たぶんオーバーシードする時に刈り込みが足りなくて種が地面に落ちきれなかったのではないか?なんてことを言いながら堀川先生と再度種まきしました。播種はもう遅いかもしれませんが、気は心。

NPOグリーフィールズの担当する芝生は、「冬場に緑がいい感じになる」という評判になるようにちょっと無理してます。というのもこの地域ではほとんどの公園やグランドはオーバーシードしないですもんね。冬場にほったらかしにするのは同じなんですがね、、、

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2012年10月28日日曜日

さくらの里公園植樹祭

2.3年前にこの地域に公園?が誕生しました。さくらの里公園と命名されています。
奥河口湖の湖畔の山というか丘のようなところに階段や展望台をつくっただけなんで、公園をイメージする広い芝生エリアは特になく…
…いや、ちょっとだけ頂上部分に芝生があるんですが、こんな感じであんましたくさんの人が集まるという感じではないですね。人しれず隠れ家的なピクニックスペース?なのかもしれません。
で、このスペースの芝刈りは誰がするの?ってことになると、何のプランもない感じです。地域の人たちも維持管理については悩ましい公園となりそうです。
総工費は2億円くらい投入されたということらしいにですが維持についての費用を検討せず、とりあえず思い入れのある方が作ったという設置主義型の公園のようです。
NPOとしてはなんかうまい方法を考えたいところなんですが…
本日は都内にある富士山自然文化協会や地球子どもクラブという団体と協力して、町長さんも呼んで植樹をするというイベントのようです。
NPOグリーフィールズも地元協力ということで参加したんですが、ワタクシとしてはこの公園整備と湖畔の芝生整備とが連動してくれば、いいなと思うのですが…そのためにヒト・モノ・カネをどうするかな?といったところです。現時点ではノープラン。

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2012年10月20日土曜日

富士山が白くなりました

富士吉田第3保育園の園庭は、相変わらず調子いいです。
美しい富士山…ですが、最近あちこちで噴火の話が聞こえます。そろそろなんでしょうか?
この景色は見納め?我が家は大丈夫?なんていうレベルじゃなく身の危険が迫っていることは自覚しているんですが、チマチマ悲観的に考えてもしょうがないですよね。将来に絶望しているわけではないしね。

ところで、日ハム優勝しましたね。栗山監督は胴上げなしだそうで、反対に負けチームの小久保選手が引退試合となって胴上げされちゃうなんていうのは不思議な感じですが、ほのぼのとしていいですね。
栗山監督は、ワタクシ注目している、思い入れのある人なんですが、以前から自分のポケットマネーで北海道の栗山町に土地を買って内野も外野も芝生のグランドを自分で汗かいて作って、野球少年たちに開放したりしてるんですよ。プロ野球選手OBたちにも芝生のグランド作りを呼びかけているという活動をしてる方なので、非常に親近感覚えます。優勝おめでとうございます。

数年前、栗山監督の講演をききにいったときのフレーズがまだ耳に残っています。
「自分の作った芝生グランドで、子供達が笑顔で野球をしています。そのかたわらのクラブハウスでビールを傾けてその光景を見ながら語り合えるなんていうこれ以上の贅沢はないですよ。」

噴火のことを考えて暗くなるより、こうやって壮大な富士山を見ながら気持ちよく芝刈りして、いい空気吸って、子供達の笑顔があるわけで、けっこうな幸せ気分かな。

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2012年10月17日水曜日

ライグラスが発芽

秋晴れの週末、、、なんですが、実のところ本業が忙しくて校庭の芝生作業に行けてません。
そんな状況ですが、シニア部隊が頑張って作業をしてくれているので、芝生はなかなかいい感じになってます。この校庭のメインイベント地区の運動会も無事終了したようです。ホント、ありがたいです。
ところで、この写真は?

ワタクシの芝生作業用シューズです。よくみると、ライグラスがシューズの中で発芽して成長してます。
「何という生命力!」

っていう前に、結構な日数、このシューズはいてないってこと。つまり芝生作業してないってことバレちゃいますね。

芝生シーズンもあと少し、芝刈りがんばりましょう。自分に言ってます。

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2012年9月23日日曜日

緑の運動会

地元のCATVで先々週行われた西浜小中学校の運動会の様子が放送されてました。
今年は、ビジュアル的にはまずまずですかね?
テレビ画面を携帯でとった絵です。
縄跳びもゼンゼンOKです。

綱引きもゼンゼン問題ありません。

これで芝生の年間維持費15万円は、高い?安い?
緑の運動会はプライスレス!

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2012年9月9日日曜日

運動会後の芝生

昨日は西浜小中学校運動会でしたが、どれくらい荒れたかなー?と思いつつワンショット。
我が家は子供達もこの学校を巣立って結構な時間が経っているので、もう部外者っぽいかんじですが、今年も楽しい運動会だったことでしょう。
校庭は遠目には緑です。とりあえず土埃のない運動会だったのではないかとおもいます。が、まだまだ密度としては納得いかないレベルです。なぜならティフトンか野芝のような匍匐茎のある暖地型芝生が少なくて、ベースが行き渡ってないからです。散水設備が貧弱なのでティフトンのポット苗はこれ以上はキビシイですし、野芝を増やすには時間がかかりすぎる気がします。
まあ悩んでも拉致があかないので、今日はピンローラを引いて穴あけして、ライグラス2袋の播種と肥料を6袋散布しておきました。あとは天気次第ですね。
6年目の芝生化ですが、まだまだ先が長いですね。来年も資金繰りを含めて心配し出しております。
芝生一生!なんとかなるさ…

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2012年9月8日土曜日

中庭芝生化計画

富士吉田市下2小学校の校長先生が、「とにかく芝生化してみたい!」ということで、中庭の一部を7月にティフトンを刺し苗した場所です。写真手前の部分の4m幅で40mほどです。けっこう順調に成長しました。
聞けば、芝刈り機は校長先生が自宅で使っている電動芝刈り機しかないとのこと。
こんなこともあろうかと思い、ネットで格安購入しておいたNPOグリーンフィールズのエンジン芝刈り機を無償レンタルすることにしました。
現地で校長先生に始めてお会いしましたが、用務員さんとタッグを組んで、やる気満々の感じでした。そんな気持ちがうれしいので、なんとしても応援したいですね。
それに中庭には芝生エリア以外の部分に勝手に草が自生し出してました。多くの学校では、これを雑草として刈払い機で根こそぎ刈り取るわけです。でもエンジン芝刈り機さえあれば、芝刈りを適度な頻度ですればそのうちに芝生になっちゃいますね。草のはえない土のままで整備する方が、よっぽど大変だと思うのですが、ホントに「ココガヘンダヨ日本人」ですね。
エンジン芝刈り機の有効性を実感していただくことが、一番の早道だと思います。そのためには…2、3万円程度の手押しのエンジン芝刈り機、10万円台からの乗用芝刈り機が日本市場に出回って欲しいんですが…

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2012年9月2日日曜日

雨はいい天気ですね

「土曜日は防災訓練だから日曜日に作業しましょう」とNPOシニアチームのセイジローさんから連絡が入りました。
「日曜日午前中だったらOKです。で、何時からにしますか?」
「ゴローさんが忙しいみたいだから朝5時からで…8時には終われますよ。」
「い…いい…いいですけど…」
…ということで、気合の入ってるシニアチームに引きずられるように本日は早朝5時から保育園めぐりで芝生作業。
天気は久々に雨です。
作業内容はライグラスの播種と砂入れして園庭整備。富士山北麓ではもう種まき解禁の時期です。シニアチームは雨なんかヘッチャラです。
種まきには、雨は最高です。スパイクでサクサク地面に穴も開けれるし、水撒きはいらないし、ライグラスの種の気持ちになれば、昨今のカラカラの暑さから解放されて、かなりいい天気なんでしょう。観光客のみなさま、ごめんなさい!
そう言えば、気象庁はじめ天気予報業界では晴天をいい天気、雨天を悪い天気と表現するのは禁句だそうです。それをいうなら、天気が上り坂とか下り坂、だそうです。
確かに、雨降る園庭からライグラスやティフトンくんたちの大喜びする声が聞こえるような気がします。園庭でスプリンクラー散水の時に群がる子供達のように…

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2012年8月25日土曜日

ティフトンには遠慮なく施肥

今週も芝刈り頑張ってます。本日は富士山のビューポイント富士吉田第3保育園園庭です。
夏場でも施肥をしっかりしてるので、ティフトンが絶好調ですね。
欧米の人がこの写真をみたら。。。「ないすロケーション!これはこの人の御宅ですか?」
なんて聞きそうですね。
しかし、、、残念ながらこのような庭を持っている日本人はほとんどいないでしょう。欧米だったらこれくらいの庭を持つ家はよくありそうなんですけどね。なにせ個人宅に乗用芝刈り機が常備されているのが標準ですから、、、
園庭は600平米ほどです。この庭で200人のこどもが遊んでいるわけで、、、
この住環境に対するセンスのギャップが小さくなれば、校庭芝生化も進展する?

2012年8月20日月曜日

郡内の教育長視察団

富士河口湖町近隣の市町村の教育長さんたちが、西浜小中学校の校庭を視察に来ました。
現地視察に立ち会って説明をするように役所の方からお話をいただいていたので、資料を作成して校庭芝生化の経緯や現状について説明させていただきました。
あんまし芝生の状態は良くなかったのですが、それを逆手にとって「校庭はゴルフ場ではない」「ゴルフ場の芝質を求める校庭芝生化では100年たっても不可能!」という発想の転換を強調してお話させていただきました。
十数名の視察団でしたが、反応はバツグンに良かったです。質問の嵐で、かなり関心持っていただきました。「なんかできそうな気になったよ」「たしかにアメリカでは内野も芝生だったよ。野球は芝生の上で!だよね」「砂塵対策のスプリンクラー設置を検討してるけど、芝生にしちゃえばいんだね」などなど、いい感じでした。
ポジション的に各市町村のお偉い方々なので、緊張しました。気づいたらあっという間に1時間ほどの時間が立っていて、写真撮るのも忘れてしゃべりまくっていました。
視察の写真風景をお届けできないのが残念ですが、その分、期待はふくらみます。どこか手が上がるかなぁ?

2012年8月19日日曜日

秋に向かって

ロンドンオリンピックも終わり、暑い夏に区切りがついて来たかなっていう感じの河口湖です。いつもの週末の芝刈り作業も淡々とこなすNPOグリーンフィールズのシニアチームはポロシャツもサマになって来ました。
お二人とも適当に楽しみながら、ほんとこまめに作業してくれるので、有難いです。
そろそろ運動会に向けてライグラスの播種と肥料のタイミングを見計らってます。この辺りはまだまだ手さぐりですが、うまくいきますように、、、。

2012年8月14日火曜日

お試し期間

富士吉田市内の小学校で校長先生が熱心に芝生化に取り組み出したということで、見に行ってきました。
まだ予算もなにも無いのですが、昭和大学の堀川先生がティフトンの切り芝を寄付して試験的に(見切り発車?)小学校の中庭の一部に植え始めました。2週間前からスタートしたのでこんな感じです。とにかくやってみたい、といういよくまんまんですね。無謀とも言えるチャレンジを校長先生がみずから取り組んでくれているので、NPOとしては全力でサポートしたいですね。
芝刈り機も準備してないとのことです。聞けば聞くほど無謀!ですね。
中庭の向こうには、けっこう広い校庭があります。こんな砂漠のような校庭に立ち向かう校長先生に期待したいですね。

2012年8月10日金曜日

夏枯れ

やっぱりというか、例年の如くというか、雨が降らずに夏の猛暑でライグラスは渇死で、かつティフトンも水さえあれば最高に成長する時期なのに、散水設備が貧弱な西浜校庭はむざんなかんじになってきました。お手製のスプリンクラーでは水圧も水量もまったく追いつかず焼け石に水、、、状態です。
もう予想できているので、肥料もまったくやっていません。ライグラスが濃度障害起こすだけですから、、、。
昨年、校庭芝生化で有名な中野先生に、この状況を打開する方法を質問したのですが、「なにもしなくていいですよ、また復活しますから」という答えでした。自然の成り行きにしたがいなさいということですね。
まあ校庭芝生はゴルフ場やスタジアムの芝生の質を求めないということは、こういうことなのだな、とワタクシは納得しています。
みなさんは納得できませんか?

2012年7月28日土曜日

暑くて死んじゃう


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いつの間にかというかとうとうというかロンドンオリンピックでアツーイ戦いが始まりました。
アツくて眠れない夜が続きそうです。オリンピックもいんですが、そっちの熱さじゃなくて、連日東京は熱帯夜。厚すぎます。
写真は東京府中の河川敷グランドです。久しぶりにウォーキングしたんですが、気温は35度。タラタラ歩くだけでも熱中症になりそうで身の危険を感じます。
こんな暑い中、人工芝のグランドで中学生チームがサッカーの試合してました。
写真手前はティフトン天然芝のグランドで、この暑さでも裸足で歩くと気持ちいいのですが・・・人工芝は裸足では10秒と歩くことはできませんでした。異常なほど表面が熱くなってます。
当然グランドの中は気温以上に暑いわけです。こんな中でサッカーすれば、熱中症にならないほうが不思議です。たぶん体温より高い気温になっているんじゃないでしょうか。人口芝は危険だなとしみじみ確認しました。
しかし、このリスクについてコーチたちはどの程度理解しているのだろうか?はた目に見ているだけでもかなりの危険を感じる暑さです。なんとも子供たちがかわいそうに思えてなりません。
こどもたちの将来を潰さないようなスポーツ活動を、と願うだけです。

2012年7月16日月曜日

初のチームウエア


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昨日は芝刈り機の整備を久方ぶりにしました。
NPOシニア部隊として活躍してくれているセイジローさんが、乗用芝刈り機のロータの刃を研磨してくれました。熟練のワザが効いてあっという間に磨きあがりました。
他に手押しの芝刈り機が2台不調だったのですが、ご近所のトシアキくんがバッチリ整備してくれました。
やっぱり芝生化活動は芝刈り機が生命線ですから、ホント助かります。
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ところで作業中のセージローさんの着ているポロシャツは、このたびNPOグリーンフィールズが作ったオリジナルのチームウエアです。
これを着て気持ちを若くして芝刈り作業に励んでもらおうというワタクシの勝手な判断で作ってしまいました。
毎週作業をがんばっているシニアチームにプレゼントしました。
ちょっと多めに発注して、足和田ホテル、長浜旅館やいくつかのショップにおいてもらって販売もします。この界隈を訪れる観光客の皆様にNPOグリーンフィールズの活動を知ってもらおうという意図とポロシャツ購入でちょっぴり芝生基金にもなるという寄付感覚を味わってもらうという意図もあります。
お値段は1着2000円。たいしたアガリはないですが、ちょっとした試みです。
全国各地からのネット購入も出来ます・・・ウソでーす!

2012年7月14日土曜日

芝生グランドの使い方を学ぶには・・・


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昭和大学グランドです。早朝の雨でぬかるんで、土のグランドは間違いなく使用不可なのですが、本日も芝生のグランドは使えてしまいます。たっぷり練習してくれたようです。良いのか悪いのか・・・。
使った後の芝生はかなり痛んで裸地と水溜りが目立ってきました。これまでの利用状況を見ると利用するチームの子供たちやコーチはまったく芝生の痛みに無頓着な感じです。
まあそんな経験も知識もないわけだからしょうがないのかもしれません。
でもこのままだとさすがに荒れ放題で、使えないグランドになってしまうのは明らかです。
堀川先生と話し合って、やはり部分的に養生が必要なところはテープで囲っておくことにしました。
といっても全面利用禁止もバカバカしいわけです。
要は、こういう状況でどうやって使っていくか考えてもらわないとまずいわけです。限られた芝生の状況でどうやって練習していくかはコーチの工夫する能力にかかわってきます。
芝生はコンクリートではないから痛むのは当然で、どう共存していくかというちょっとした気遣いがなければ、維持は難しいわけです。億単位の膨大な維持コストをかけているゴルフ場でも、ゴルファーのマナーは重要なのは言うまでもなく、いわんやボランティア依存の低コスト芝生化であればなおさらですね。
これを口で伝えてもなかなか伝わらないでしょうから・・・
ちなみに、ナショナルチームコーチレベルだとビッグゲーム前の練習でも、スタジアムの芝生の利用制限に臨機応変に対応して練習メニューを組み立てるということを聞いたことがあります。
いつもフルコートで練習する必要ないもんね。
これまでのコーチや体育の教員はグランドの水撒きやトンボで均す技術や知識が中心でしたが、これからのコーチは芝生とどう付き合うかを学んでいく能力が必要になってきますね。
NPOグリーンフィールズの存在意義と目的は、芝生屋になることではなく、芝生世代のスポーツコーチングリテラシーの普及だよね(カタカナでスミマセン?)、と堀川先生と確認した次第です。

2012年7月8日日曜日

どのレベルを求めるか


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河口保育園です。ここは日当たりが良くないので、ティフトンが維持できずに、ライグラスとチューイングフェスクの播種でなんとかもたせてます。
ワタクシのこんな説明を聞いた園長先生は、先週あたり隣の敷地の方に「竹やぶを切ったり、樹木をすいてくれないか?」と役所の福祉課のかたと一緒ににお願いに行ったらしいのですが・・・。
今朝園庭の様子を見に行ったら、ちょうどその当人である隣のお婆さんが通りがかりました。
お婆さんいわく「日当たり悪いって聴いたけど、芝生けっこう生えてるねぇ。適当に日が当たってるじゃない。木を切るほどのことないんじゃない。」
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ワタクシ「・・・?」
どう答えるべきか?芝生の出来を「この程度でいんじゃない」と評価いてくれるのはうれしいような「?」なような感じですが、今朝は晴天で朝日がサンサンと降りそそいでいるのに・・・これを日当たりが悪いと認識してくれない感覚には、ちょっとツッコミいれる気力が殺がれてしまいました。個人の感覚は、様々なのですね。
上の写真のように取り方によって(裸地をはずしてとれば)良好な芝生に見えますが・・・
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実は、全体的にはこんな感じで、芝生の中に入ってみると芝生の密度がいまひとつで、かなりボツボツ感があります。
園長先生たちは、この芝生の状況には不満なわけですね。
どちらも主観というか感じ方の問題で、どう折り合いをつけたものか・・・。
・・・なんてことをワタクシはあんまし悩みません。なぜかって・・・。
それは、もっといいレベルの芝生を子どもたちに提供したいと思えば、そこの保護者や教員が声を大きくして行動すればいいわけで、芝生に対する(というよりは保育園の教育環境に)関心が低ければ、それはそれで、そのレベルの芝生になるだけのことです。
芝生には、かなりのグレードの違いがあるわけで、あって当たり前ですね。
ワタクシとしては、とりあえず土の園庭よりも現在の方がはるかに子供にとっては良いことだと思うので、あとはどのレベルを目指すかは保育園と保護者の考え方と行動しだいということですね。
園庭の当事者の関心が高まれば、うれしいですね。

2012年7月2日月曜日

こちらも芝刈りスタート


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先々週にロール芝で芝生化した富士吉田第3保育園です。
6月の台風にもめげずしっかり根付いたみたいです。あまり伸びてませんでしたが、芝刈り開始しました。ここの芝刈り担当は、富士吉田スキー連盟の会長さんが引き受けてくれました。
60歳を優に超えてますが、日本橋から富士山頂まで全工程を歩ききってしまう「スーパージーサン」です。
芝刈りボランティアよろしくお願いします。

2012年6月16日土曜日

芝生作業は雨がサイコー


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今年の園庭芝生化第2弾。富士吉田第3保育園のロール芝の貼り付け作業となりました。
あいにくの雨です。 が、芝生にとっては好都合です。雨天決行です。
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8時から軽トラでロール芝を搬入し初めて・・・
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保育園の先生方や保護者役員は、すぐに作業の要領がのみこめたみたいで・・・
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小一時間で600平米の芝生の敷き詰めが終わり、目地に砂をすり込む作業に・・・
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この時点で9時30分でした。なぜか雨があがってしまいました。
「お茶とおにぎりの配達10時なんでもうちょっとまっててください」・・・と園長先生・・・ちがう意味で汗・・・
うだうだしながら、スプリンクラーのデモンストレーションを見物したりして時間つぶして、10時には、教室に入ってお茶会して終了!
これだったら雨天決行でもケッコウ!ですね。
皆様、お疲れ様でした。

2012年6月8日金曜日

今日は2箇所で


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午前中、昭和大学のラグビーグランドに「液肥?」の注入しました。長野からエコアースNの目立つトラックがきてスプリンクラーの貯水タンクになにやら液体をポンプで送り出しておいて、スプリンクラーで散水と一緒に例の肥料を散布するという要領です。
簡単といえば簡単で、そばで見てるだけでした。よくよく聞くと液肥の中身は牛ふんに砂糖を混ぜたものらしく、バクテリアの力で土に力を与えるそうな・・・。香りは「ワインの香り」とい池田さんいってましたけど・・・中身を知ってしまうと・・・けっこう強烈かも?
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午後は恒例の西浜小中学校の子供たちによる芝生作業。ことしはティフトンの切芝を直接挿し苗してもらいました。子供たちはもう慣れたもんで、サクサクやって、3,40分で作業終了。今年は緑の募金の助成金をいただいた関係で、がんばった子どもたちにジュースとお菓子も出してあげることができました。
子供たちの無邪気な笑顔がたくさんあって、いい雰囲気でしたね。
小中学校の先生方、NPOメンバーの皆さん、お疲れ様でした。

今年もたんぽぽとこんくらべ

  西浜校庭のたんぽぽがバリバリに咲き出しました。今年は三台の乗用芝刈り機で対抗します。子どもたちの健康を考え、薬剤散布はしない方針です。ひたすら芝刈りです。 転んでも擦り傷ができない草地であれば、最低限の校庭芝生の役割を果たしていると私は考えています。 それ以上の見た目のことを...