2012年7月14日土曜日

芝生グランドの使い方を学ぶには・・・


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昭和大学グランドです。早朝の雨でぬかるんで、土のグランドは間違いなく使用不可なのですが、本日も芝生のグランドは使えてしまいます。たっぷり練習してくれたようです。良いのか悪いのか・・・。
使った後の芝生はかなり痛んで裸地と水溜りが目立ってきました。これまでの利用状況を見ると利用するチームの子供たちやコーチはまったく芝生の痛みに無頓着な感じです。
まあそんな経験も知識もないわけだからしょうがないのかもしれません。
でもこのままだとさすがに荒れ放題で、使えないグランドになってしまうのは明らかです。
堀川先生と話し合って、やはり部分的に養生が必要なところはテープで囲っておくことにしました。
といっても全面利用禁止もバカバカしいわけです。
要は、こういう状況でどうやって使っていくか考えてもらわないとまずいわけです。限られた芝生の状況でどうやって練習していくかはコーチの工夫する能力にかかわってきます。
芝生はコンクリートではないから痛むのは当然で、どう共存していくかというちょっとした気遣いがなければ、維持は難しいわけです。億単位の膨大な維持コストをかけているゴルフ場でも、ゴルファーのマナーは重要なのは言うまでもなく、いわんやボランティア依存の低コスト芝生化であればなおさらですね。
これを口で伝えてもなかなか伝わらないでしょうから・・・
ちなみに、ナショナルチームコーチレベルだとビッグゲーム前の練習でも、スタジアムの芝生の利用制限に臨機応変に対応して練習メニューを組み立てるということを聞いたことがあります。
いつもフルコートで練習する必要ないもんね。
これまでのコーチや体育の教員はグランドの水撒きやトンボで均す技術や知識が中心でしたが、これからのコーチは芝生とどう付き合うかを学んでいく能力が必要になってきますね。
NPOグリーンフィールズの存在意義と目的は、芝生屋になることではなく、芝生世代のスポーツコーチングリテラシーの普及だよね(カタカナでスミマセン?)、と堀川先生と確認した次第です。

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