昨日例年より1ヶ月ほど早く富士山の初冠雪となりました。
さてこの工事現場なのですが、富士河口湖町の誇る芝生グランド「くぬぎ平スポーツ公園」のスタジアム・・・の一段下にあるサブグランドの人工芝設置の工事現場です。
昨年7億5千万円の予算で工事が決定しました。合宿や大会誘致を期待して巨額予算を盛り込んだのですが・・・決定した途端にコロナ禍で大丈夫かなーと心配です。
さらにあまり使用頻度が高くないと言われている上にあるメインスタジアムは、芝生の状況としては遠目に見てこのクオリティーで大丈夫なの?という感じです。トップチームが合宿しようとして視察しても、スルーされるんじゃないかなと心配してしまいます。サブグランドに7億円もかけても、メイングランドに散水設備がないのでは・・・この先大丈夫なの?と心配です。
町としてはこのエリアをスポーツ振興のキーポイントにしたいのでしょうが、なかなか付帯設備などや地域コミュニティの形成など、インフラ整備の道のりが長そうです。かなり工夫が要りそうです。
人工芝のグランドは、そもそも天然芝より遥かに高額です。芝刈りなどのメンテナンス費用がゼロだというイメージがあり、設置の時にお金の工面さえすれば、その後はお金がかからないという印象があります。しかしその後もそれなりに維持コストはかかりますし、何よりも10年後には消耗して張り替えをする必要が出てきて、廃棄コストと張り替えコストがまた膨大に発生します。その時にはまた数億円かかってしまいます。将来に大きなツケを回すことになりますが・・・大丈夫なのでしょうか?