2017年3月20日月曜日

湖畔を芝生に

奥河口湖エリアの湖畔は2キロにわたり「長浜」つまりロングビーチの形状になっているのですが、これまで(特に夏場)は葦などの藪になり刈り込みがほとんどされていなかったので湖畔になかなか立ち入れない場所でした。
しかしここ2、3年、長浜区の長老たちが地道に草刈りをするようになり時期によってはこのように浜に降りて歩けるようになって来ました。特に今年の冬場(現在)はかなりいい感じです。
 
余計なお世話?と思いながらも「ここにNPOの芝刈り機を導入して定期的に芝刈りしてはどうでしょう?」と提案してみました。
そのためには今の時期に大きな石や切株を除去して芝刈り機が入れる程度の下準備が必要です。奥河口湖長崎山さくら公園(http://www.town.fujikawaguchiko.lg.jp/info/info.php?if_id=2349)協議会の役職の方々に声をかけて・・・といってもこの地元長浜区の長老の皆さん・・・に現場に集まってもらい浜を歩きながら説明してみました。
 
現場を歩いた感じでは意外に障害物は少なく、大掛かりな作業をしなくても良さそうだという印象でした。人力で木の根っこを除去するのは難しいから重機が要りそうですが、地元の長老たちにとってはたやすく都合できそうな感じでした。近所のホテルの社長も「うちにあるユンボ使ってもいいぞ」といってくれています。

お集まりの皆さんは、気持ちよく賛同してくれていました。
 実現できそうな予感です。

・・・ただ予算があるわけでもなく、誰かに頼まれたわけでもなく、ボランティアベースなので「骨折り損のくたびれ儲け」にならないような方向に持っていくにはどうしたものか。「地元への情熱?」だけで継続できるだろうか?言い出しっぺとしては、そのあたりが苦しいところです。どんな展開になるか?皆様良いお知恵を!




2017年3月7日火曜日

いろいろな足跡

もう3月・・・ということは春がそこまで。
西浜校庭の芝生は12月からほったらかしですが、まずまずですね。
子供達が遊んだなごりでしょう。校庭の片隅に、雪だるまっぽいのが転がっています。

それともう一枚。
先月、学校から連絡がありました。
どうも鹿が夜な夜な校庭に来て遊んでいるようで、鹿のフンがあちこちにあります。
先生たちも頭を痛めているようで、「何かいい対策はないですか?」と相談されました。フェンスを閉め切ったぐらいでは効果がなかったようで、センサーライトで脅かすくらいなのが精一杯かなと回答するにとどまっております。

校長先生が頑張って鹿のフンの回収作業をしているようですが、何かいい対策ありますかねー?

相手が鹿だけに「シカト」する!

・・・というわけにはいきませんよね。


2017年1月14日土曜日

遅ればせながら・・・アケオメコトヨロ

新年が始まりはや2週間。ブログの更新はもはやチャランポランです。

気合いを入れる意味でブログ立ち上げ当初、西浜校庭の芝生化の取り掛かり風景を入れてみました。これは2007年4月30日撮影日となっています。


下は現在の芝生化された校庭です。

今年も何とか助成金申請が採用されて、維持できています。毎年綱渡りですが、芝生が生えてしまった今となればもうなんとかなるさという感じで継続しています。


これからの課題ですが、やっぱり sustainable(持続可能な)芝生の校庭という問題ですね。

NPO活動の芝生化普及活動は停滞気味で、ブログ更新もサボりがちなのですが、なんとなくワタクシにはフツフツと希望が湧いています。
ささやかながらも芝生には夢があります。

ピコ太郎ではありませんが・・・
I have a dream. I have a green field. U--n green fields of dream.  ←これブログのタイトルです。

お粗末!

2016年12月23日金曜日

クリスマス。あれから25年

25年前のクリスマスの日に、我が家は河口湖の湖畔に住み始めた。
なんとなく湖畔のログハウス生活に惹かれて。
 子供たちが成長し、生活が落着き始めた頃、なんとなく校庭の芝生化を思い立った。運よく助成金が当たり、保育園数カ所にも波及して無謀な芝生化活動が始まり色々あったが、10年が経過した。
最近は地元のジイさんたち(ワタクシも十分ジイさんだが・・・)と湖畔の芝生化を画策しているが、今一つ進展していない。ジイさんたちは無理やり草刈りをしてかなり湖畔が綺麗になってきた。
自分がなぜこんなところに住み始めて、芝生化を思い立ったのかは、自分でもわからない。大袈裟なのかもしれないが、神様に云われたようなスピリチュアルなもののような気もする(注:私は変な宗教にはハマっていませんが・・・)。

クリスマスになるといつも思い出す。25年前の雪の降る寒い夜に引っ越しの荷物が散乱する小さなログハウスで、家族4人で小さなクリスマスケーキにロウソクを灯して乾杯した夜のことを。

今年のクリスマスは、河口湖の自宅ではなく東京都内の狭いアパートでオヤジらしく焼酎でも飲むかな。家族はあんましかまってくれないから・・・。これもささやかな幸せには変わりないですね。

今年はあまりブログ更新できませんでしたが、特に理由はなく、「なんとなく」です。
しいて言えば、仕事が忙しすぎて気持ちに余裕がないからかも。

来年も良い年になりますように。1日早いメリークリスマス!



2016年7月10日日曜日

児童による西浜校庭の整備作業


西浜校庭では、毎年1回だけですが子供達に芝生整備作業をやってもらっています。もう芝生は十分生えてきているので、凸凹の気になるところに砂入れをしてもらいました。
横一列に並んで校長先生のスタートの合図で自分のラインを向こう岸まで歩きながら約30分間の整備作業でした。
10年前に芝生化するときにワタクシが教育委員会に「維持管理費なんか大したことないから町には迷惑掛けませんから」と言った手前、ここの維持管理費は、他の助成金(緑の募金助成)でまかなっています。月あたりにすれば1万円ちょっとです。土の校庭の整備費用とさほど変わらないでしょう。
それどころか、この助成金では本日の整備作業イベントのために子供達へのお菓子とジュースの差し入れまで含まれています。
子供達は楽しみながら作業してお菓子ももらってゴキゲンでした。天気が心配されましたが、なかなか良い雰囲気でひと安心。

2016年7月5日火曜日

校庭芝生化効果の客観データ

今年1月に中野淳一先生のいる滋賀県近江八幡市を訪問したのですが(http://npogreenfields.blogspot.jp/2016/01/blog-post.html)、そこの教育委員会が全面的に協力してくれているので、校庭を芝生化した小学校と土のままの小学校の体力測定データを遡って統計学的に調べてみました。
嬉しいことにイイ感じで差が出ました。研究としては単純なのですが、同一市内の複数校での比較となっているのでまあまあ信頼できるデータと言えると思います。やっぱり芝生にすれば、体力への効果は十分にあります。
調査では校庭での怪我の減少についても数値化してみました。当たり前といえば当たりまえなのかもしれませんが、このようなデータはもっと多くの地域で試みて良いのではないかと思います。教育委員会の理解さえあれば分析は簡単です。
詳細はこちらへアクセスしてください。
http://www.city.omihachiman.shiga.jp/contents_detail.php?co=new&frmId=11322

校庭芝生化を頑張っている方々にぜひ届けたいですね。
勝手に校庭芝生化にのめり込んで早10年。マイペースですみませんが、これからも校庭や園庭、さらに地域の芝生化を進めていこうと改めて思っております。

2016年6月28日火曜日

三鷹市の校庭芝生その2

昨日、三鷹市の校庭芝生の第2弾で見学に行ってきました。

三鷹市シニアSOHOの椿さんが頑張っているシバレンジャー育成事業?の様子です。
三鷹市の芝生校では、保護者だけでなく子供も巻き込んでの芝生維持活動を実施しています。実際の作業は高学年からなのですが、本日は年1回の小学校1年生にシバレンジャーの活動を紹介するプログラムだそうです。

シバレンジャー1号の椿さん、小学1年生のワチャワチャなノリに上手に合わせながらのトークでさすがでした。芝生に興味を持ってもらうイベントとしてなかなか楽しい企画でした。


さらに次の学校に移動して前回のような芝生の整備作業。

 こちらは5、6年生のシバレンジャー達がコア抜きを集めてくれたりして30分間の整備作業でした。

椿さんは楽しみながら教員、保護者、子供の参加と巻き込みを図っていくことが校庭芝生化の重要なキーだと認識しているようです。

見習うべき重要ポイントです。富士五湖エリアもなんとかこのモードにしたいなーと思ったりしました。

三鷹市は着実に校庭芝生化が進行しているようですね。

シバレンジャーの今後が楽しみです。

芝刈りじーさんのお話 第3話

 たて続けに、芝刈りじーさんのお話 第3話 きました。 芝生にはいろいろなグレードがあるの巻です。 つくりは未熟ですが、笑ってみれたらOK。 フルバージョン https://youtu.be/Z6sKYlgo9aY https://youtu.be/Z6sKYlgo9aY ショー...