2012年5月27日日曜日

草の生えない校庭


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いつものごとく週末は芝刈り。
最近調子がいい大石保育園の芝生ですが、変な足跡が・・・。
たぶん園庭に隣接している大石小学校の校庭の端の草を誰かが除草剤で処理する作業をしたみたいで、その除草剤が付着した靴で歩いた後ではないかと思います。かなりくっきりとした足跡で、そこだけ芝生が枯れてます。
除草剤の威力はたいしたものです。しかし子供のいる場所にこれってかなり危険な気がしますね。
土の校庭はけっこう、これやってるんじゃないですか?
そもそも土の校庭に草がまったく生えないように維持するってこと自体、自然の摂理に逆らっていると思うんですが、どうでしょう?土の校庭があたりまえで育ってきた我々はそのことに気づかないで来たような気がします。
さらに土の校庭の草とりは面倒だから・・・と薬剤をまき、雨で荒れたあとの整地が面倒だから・・・とコンクリートにまでしてしまってたわけですね。
さすがにコンクリートじゃ子供の成長に悪そうだとは気がついたみたいです。でもその次の段階として、草もはえない土の校庭が子供たちを痛めつけているということには気づけない人がまだまだたくさんいるというのが現状なのでしょう。
校庭芝生化への反対意見はつまるところ「土の校庭で何が悪いの?」という教育の貧しさだと思うのですが・・・、納得してもらうのはなかなか・・・。
最近芝刈りばかりで、造園業者のようになってしまってます。ちょっと違うなー?という感じもしてるわけです。やっぱり原点は、子供たちへの教育やスポーツの環境としての芝生なわけで、芝生をどう使うかについてもっと提案していきたいし、ちょっと上目線ですが、教員や保護者、子供たちに共感と理解を得ていくことがこの活動のキホンですね。
あらためてそう思います。

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