2013年8月31日土曜日

軸刈りがお好きなようで

これはとある運動公園の芝生作業の様子です。地元の造園屋さんが一生懸命しばかりしていました。なんとも豪快に草丈10数センチの芝草を一気に2、3センチに刈り込んでいます。完璧に軸刈りです。たぶん刈り込み作業は年に2、3回の契約なのだからなのでしょう、、、と善意に解釈したいところですが、ワタクシには違和感。
このおじさん一生懸命芝刈りしていますが、芝刈り機への負荷が大きすぎてすぐにエンストしてしまい何度も何度もエンジンをかけ直しながら、メチャメチャ大変そうでした。

作業効率悪すぎです。そりゃあこんなに一気に刈高下げて刈るわけですから、、、。でもこんなの刈高上げてれば、スイスイ芝刈りできるはずです。たぶん作業時間は半分かそれ以下で労力も少なく、そして仕上がりも断然キレイな芝生になります。
しかしながら、これをしない造園屋さんが多いですね。

思い起こせばワタクシの職場の芝生を管理している造園屋さんもこんな感じでやってました。
この管理の仕方では、芝生の面が刈りそろえられたときは黄色く枯れた感じで、やっと青々としてきた時にはボウボウで雑草が生え放題になるわけで、それが繰り返された結果、一般の方々は芝生を身近に感じなくなり、興味を持ったり感動したり人を癒すような芝生と出会うことがなくなるわけですね。なんのための芝生か?という感じです。
好みの問題なのか、造園屋さんを取り巻く構造の問題なのか、芝生リテラシーの問題なのか?

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