2011年7月9日土曜日

芝生だけしかないという公園の良さ

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地元、河口湖長浜地域の静かな湖畔の朝です。足和田ホテルの社長さん、湖畔の芝刈りがんばってるみたいです。今度参加しますよ。
昨晩、この湖畔エリア(約2キロ)の親水公園プロジェクトの会議がありました。地元の有力者が集まり、新しい公園計画を喧々諤々と協議しました。出席者のほとんどはワタクシより年配者で、どうもよそ者はワタクシひとりだけですかね?

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まあそんなことはさておき、皆さん自分の住んでいる地域ということもあり積年の夢を語るようにたくさんの意見やアイデアが出されました。こんなおもしろそうなイラストを作ってくれた方もいました。
駐車場、木道の設置やベンチ、休憩スペースとしてのあずま屋、庭園灯、菖蒲水芭蕉、紅葉の植栽など思いのたけがこめられた感じです。
こんな中でワタクシの個人的な意見はというと・・・ちょっと皆さんの熱い思いに水を差しそうなのでちょっと抑えてしまいました。
というのは、実際の現地はワタクシの感覚では2キロにわたる湖畔といいながら、そんなに「広い!」といえるほどのスケールの大きなスペースではないような気がするので、あまりアレコレと詰め込まずに芝生だけのシンプルさを根幹においたらどうかと思うからです。
そしてもうひとつ。河口湖畔は、国立公園内で種々の規制がキビシイ中で、さらに世界文化遺産登録にむけてまい進しているので、自然環境保護の問題から建造物や植栽のそうとうキビシイ制限が十分予想されます。そんな中でアレコレ人工物や植栽をして、多くの人々に受け入れられるのかなー?と思ったりもします。
さらに芝刈りをしている身にすれば、芝生の中にベンチ一個あるだけでケッコウ作業がやりにくくなるし、縁石などのほんのちょっとの段差があるだけで芝刈り作業はチョー面倒くさくなるのが身にしみて分かっているからです。
ワタクシ自身は景観デザインや絵画的センスのようなアートな才能にはあまり自信がないので、強力な主張はできないのですが(けっこう弱気・・・)、他地域の多くの芝生公園の「他に何もない、芝生しかないという良さ」を学んでも良いのかもしれません。

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