なんとなく書きそびれていましたが、現在進行中のビミョーなお話を書いておきます。
実は昨年度の福祉課の担当者が新規で、他地域の保育園芝生化計画について県に予算申請していたみたいで、なんと先月末に三百万円弱の予算が富士河口湖町におりたという言う知らせを聞きました。今年の福祉課の担当者もワタクシも「寝耳に水」でしたが、うれしい知らせと喜んでおりました。
しかしながら、当の保育園では園長先生以下保護者たちも自分たちがリクエストしたわけではなかったので当惑してしまい、保護者会役員で「あーでもない、こーでもないと」議論百出になったようです。
担当者も芝生化をお勧めするものの、役所のお仕着せのように無理強いするわけにもいかず、保育園側の意見を尊重した形で返事待ちなのですが、どうもうわさで聞こえてくるのは、芝生がダメな理由を一生懸命探して、見送りしようという空気です。「何で園庭が土じゃいけないの?」「芝生化はメンドクサイ」「芝生にすると朝露で靴がぬれて嫌なカンジ」などなど。
ワタクシとしては、こんな誤った芝生化への認識を払拭するために、この保育所の保護者たちへの説明を買って出たい気分で、スタンバっているのですが、現状では手を出せる立場になくもどかしい限りです。
自分たちの子供にもっと良い教育環境をと願わない親はいないのでしょうが、残念ながら芝生化についてはまだまだ抵抗感があるのが、この地域の住民の実感なのでしょう。
実施となれば申請予算は十分あるので、スプリンクラー設置とティフトンロール芝で一気に芝生化できそうですが、寒冷地の富士五湖地域では施工の時期があと1ヶ月程度と迫ってきているので、議論が長引けば、結局見送りになりそうな気配もあります。
見送ったらホントもったいない話だし、そもそも役所の善意をむげに却下しては、この保育所や地域にとっても他の陳情や今後の申請にも悪影響を及ぼしそうな気もするし・・・。
なんともボタンの掛け違えのようになってしまっては、ホントもったいない。
そんな話を昨年芝生化した保育園の園長先生と先週芝刈りしながら話したワタクシでした。
コミュニティパワーで校庭・園庭・公園を芝生に! NPOグリーンフィールズのブログです。 富士山と湖を愛でながら、校庭園庭の芝生化に取り組む芝刈りジーサンたちの活動をダラダラと綴ります
2011年7月10日日曜日
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