ニュースでは熱中症警報が出ています。さすがに河口湖でも本日の午前10時で30°C。
入り口の階段のコンクリートの表面温度は50°C。なんと遊具の滑り台の温度は66°C! 色はヒト肌色でも、実際の表面温度は70°Cに近いレベル。これは危険なレベルの温度ですね。数字で温度を言われてもピンとこない方のために次の表のお風呂の温度を指標にして考えてみてください。
コンクリートやアスファルト、プラスティックに囲まれた現代人の環境は、夏場は素手や素足で触れると火傷するレベルになっているのですが、恵まれた日本人の生活では、ぼんやりと「暑いー!」と言って、クーラのある部屋に籠るので、この事実を実感することがないわけです。
さて、芝生の表面温度ですが、以下の写真をみてください。
ひなたでは気温よりやや高い温度34°Cですが、体温よりもまだ低いですね。日陰の芝生の温度は 24°Cです。この状況では快適な温度ですね。
ひるがえって、土の園庭だったらどんな状況か想像してみてください。土の表面温度はコンクリートと同じレベルの温度になります。
避暑地の河口湖でこのデータです。年々夏場の気温は上昇しています。
土の園庭や校庭のリスクをこのまま放置しますか?
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